📝 議事メモレック

Zoom会議を録音して議事録にする方法と、その前に確認すること

Zoomのレコーディング機能の使い方、ホスト以外が録音したい場合の対処、参加者への断り方、そして録音データを議事録にする手順をまとめました。

Zoomの会議を後から議事録にしたい。そう思ったとき、方法はいくつかあります。ただし始める前に確認すべきことがあるので、順を追って説明します。

まず確認:録音していいか

技術的な話の前に、こちらが先です。

参加者に伝える

日本の法律では、自分が参加している会話を録音すること自体は原則として違法ではありません。ただし法的に問題ないことと、ビジネス上の信頼を損なわないことは別です。

黙って録音していたことが後から分かると、相手との関係に確実に影響します。特に社外との商談では、その一点で信用を失いかねません。

伝え方は簡単で構いません。

「議事録を作成したいので、録音させていただいてもよろしいでしょうか」

ほとんどの場合、断られません。断られたら録音せずメモを取ればよいだけです。

会社のルールを確認する

組織によっては、会議の録音や外部サービスへのアップロードに規定があります。特に取引先の情報が含まれる会議では、事前に確認しておくと安全です。

Zoomの録音機能を使う

ホストの場合

会議中の画面下部にある「レコーディング」を押すだけです。選択肢は2つあります。

保存先 特徴
このコンピューター 会議終了後、自分のPCにmp4とm4aが保存される
クラウド Zoomのサーバーに保存。有料プランのみ

議事録目的なら、音声だけのm4aファイルがあれば十分です。ローカル保存を選ぶと、映像とは別に音声ファイルも生成されます。

ホストではない場合

参加者が録音するには、ホストの許可が必要です。会議中にホストに依頼すると、参加者リストから権限を付与できます。

ホストが不在だったり許可を得にくい場合は、次の方法があります。

画面収録は音声も一緒に記録できますが、設定でシステム音声を有効にする必要があります。ここを忘れて無音のファイルができあがるのは、よくある失敗です。

事前に短いテスト録音をして、音が入っているか確認してください。1時間の会議を録り終えてから気づくと、取り返しがつきません。

録音データを議事録にする

音声ファイルができたら、文字起こしと要約を行います。方法は3つです。

Zoomの文字起こし機能

有料プランにはクラウド録画の自動文字起こし機能があります。すでに契約しているなら、まずこれを試す価値があります。

ただし要約や、やることリストの抽出まではしません。文字起こしのテキストから議事録に整えるのは自分の作業になります。

自分で書き起こす

無料ですが、1時間の会議で3〜4時間かかります。機密性が非常に高い会議を除けば、現実的な選択肢とは言いにくいところです。

AI議事録ツールを使う

音声ファイルをアップロードすると、文字起こし・要約・やることリストまで自動で作成されます。1時間の会議が数分で議事録になります。

ツールを選ぶときは、次の3点を確認してください。

精度を上げるための3つのコツ

文字起こしの精度は、録音の品質でほぼ決まります。AIの性能よりも、こちらの影響のほうが大きいのが実情です。

1. マイクの位置

ノートPCの内蔵マイクは、キーボードの打鍵音やファンの音を拾います。外付けマイクを1つ用意するだけで精度が明確に変わります。

対面の会議では、話者の中心に1台置くのが基本です。

2. 同時に話さない

複数人が同時に話すと、どのツールでも精度が落ちます。オンライン会議では発言が重なりやすいので、一呼吸おいてから話すだけでも結果が変わります。

3. 固有名詞は書き留めておく

社内の略語や商品名は、AIが正しく変換できないことがあります。会議中にメモしておき、あとで置換すれば済みます。

まとめ

  1. 録音することを参加者に伝える(これが最も大切です)
  2. ホストならレコーディング機能、そうでなければ画面収録や外部録音
  3. 短いテスト録音で音が入っているか確認する
  4. 音声ファイルを文字起こし・要約する
  5. 固有名詞だけ人が直す

技術的な手順よりも、1番と3番でつまずく方が多い印象です。特に3番は、1時間かけた会議が無音だったときの損失が大きいので、習慣にしてしまうことをおすすめします。

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